
日傘男子協会の代表理事および理事は、現在私を含め3名います。
私以外はお2人共男性ですので、男性の視点で語られる日傘男子の話の中には、私が今まで気づかなかったことも沢山あります。
だから、読んでいて興味津々。
シンプルに「違う」ということが面白いんです!
「え、そうなの?それは意外だなぁ」なんて思うことも。
ということは、別の視点で見ると、女性の私の視点で語る日傘男子の話は、他のお2人、そしてこのブログを読んでくださる男性の皆さんには驚きであったり、不思議な感覚を覚えるお話かもしれませんね。
という訳で、今日は私(※アラフォー主婦作家です)の独自視点で、「こんな日傘を男性がさしていると、個性があってオシャレで素敵だなぁ」と思う日傘を、私の作品を例にご紹介してみようと思います。
カテゴリーを以下の4つに分けてみました。
(細かく見ると重なっている部分もありますが)
【シンプル・イズ・ベスト】
【色で楽しむ】
【デザインで楽しむ】
【遊びの要素を加えてみる】
素材はすべて着物リメイクもしくは反物で制作した日傘にはなりますが、今回は色やデザインを中心に、見て、楽しんで頂けたらと思います。
▶シンプル・イズ・ベスト


まずは、渋いお色味で、外回り営業などのお仕事にも使いやすい「シンプル・イズ・ベスト」タイプ。
色は、ブラックやグレー、ブラウン、チャコールグレー、紺、など。
模様は、無地や縦じま模様が癖がなく、どなたでも取り入れて頂きやすいかと思います。
全天候型のコンパクトな折り畳みの晴雨兼用傘でしたら、いつでもバッグに1本入れておいていただけるので、なお便利ですね!
▶色で楽しむ


次は、色に少しバリエーションを持たせた「色で楽しむ」タイプです。
色は、1色または数色になりますが、同系色でトーンを変えたり、寒色系で数色チョイスすると、少し個性が出ます。
あまり奇抜なデザインは抵抗がある方でも、同系色でムラがあったり、少しだけ色が変わる部分があるようなデザインであれば、比較的ハードルは下がると思いますが、いかがでしょうか?
色のオススメは、ブラックやグレー、ブラウン、チャコールグレー、紺などのスタンダード色に加え、濃い紫やグリーンも素敵ですよ。


こちらは女性のお客様からのオーダーだったのですが、ブラックと紫のグラデーションの組み合わせでお作りしたので、男性がさされてもマッチすると思います。
▶デザインで楽しむ




次は、模様が入った「デザインで楽しむ」タイプです。
色は、数色もしくは多色になります。
どちらかというと、ビジネスよりもプライベート向けですね。
模様が入るとより個性が際立ちますが、色の数を3色までに抑えると、ファッションに統一感が出ます。
洋服の色とさりげなくリンクしていると、よりおしゃれに見えます。
色のオススメは、寒色系のスタンダード色が基本ですが、差し色に黄色や赤をほんの少しだけ入れてみても素敵ですよ!
▶遊びの要素を加えてみる


最後にご紹介するのは、「遊びの要素を加えてみる」タイプの日傘です。
例えば表地と裏地で、色やデザインをガラリと変えてみる。
写真の日傘は暖色系ですが、これが寒色系でしたら、男性もお持ち頂きやすいかと。
遊びの要素を加えることで、お会いした方との会話が弾むキッカケにもなるかも!?
こちらは番外編です。


1枚の布の上に、パッチワークのようにデザインの異なる布を縫い付ける、という方法もあります。
ここまで来ると、まさにオンリーワン、唯一無二の個性が出ます。
この日傘は、日常づかいだけでなく、ファッションショーやロケーションフォトなどにもお使い頂けるようなイメージでお作りしたものです。
番外編は日常づかいの日傘の概念からは少し外れますが、日傘をファッションに取り入れる方法の1つとしてご紹介してみました。
海外の晴れ舞台で、「日傘男子」が【COOL JAPAN クールジャパン】を堂々と表現して、称賛を浴びる!
そんなことを考えたら、なんだかワクワクしてきませんか?
私にとってはこれも大きな大きな夢ですが、いつかそんなショーが実現することを夢見ています。

今日は男性の日傘について、ファッションツールとしての位置づけで少しお話してみました。
いかがだったでしょうか?
日傘に今まで興味がなかった男性方にも、何かのヒントや刺激になればとてもうれしいです。
また何かご質問やご意見等がございましたら、当ページの1番下にあるお問い合わせフォームよりどうぞお気軽にお寄せくださいね。
(この記事は、日本日傘男子協会理事兼日傘男子サポーター:柴田民緒が担当しました)