「環境大臣」自ら日傘をさして国民に語りかける。2019年5月21日、原田義昭 (第26代)環境大臣の歴史的ともいえる記者会見は 瞬く間にネットニュース、テレビのワイドショーで拡散され、ユーザー、メーカー、メディア、 多くの人々が 男性用日傘の有用性・必要性を 認識したのです。
ご自身のfacebookでも「私も『日傘男子』としてすっかりタレントになりました」とご満悦の投稿。これ以降、「日傘大臣」としても 更なる普及(タレント)活動に邁進されることになるのです。熱中症搬送者数は年間10万人にも届くレベルまで到達し 対策が待ったなしだったので、原田さんが先陣をきって旗振りをされることは、国民生活に大いなるベネフィットをもたらすものです。
画像引用 出典:原田義昭さんのfacebook (壇蜜さんと原田大臣/ 東京・代々木公園で開かれた環境省主催「エコライフ・フェア2019」より)
TV越しにみていた雲の上の大臣と 私を結びつけてくれたのは 新聞の小さな記事でした。朝日新聞「ひと」欄で「男も日傘をさそう会」のことを知った原田さんから「男性用日傘に関する意見交換会」へご招待をいただいたのです。
撮影 ©日本日傘男子協会
「男も日傘を!」 <Parasol for men!> 出典:原田義昭さんのfacebook 2019年7月22日
「宮武和広」さんは大阪から、家業が代々の洋傘屋さんですが、「男も日傘をさそう会」を20年来地道に続けてこられました。タレントの「稲垣吾郎」さんも熱心な日傘愛好者という。先日新聞のコラムに宮武さんが載っていたので、大臣室にお呼びして直接話しを聴きました。私も「日傘大臣」として売り出しましたが、すっかり意気投合し…
原田さんは「男性にはまだ日傘の慣習や文化が伝わっていない」と表現されました。そうです!まさしく日傘は文化。日傘をさすことは日本独特の慣習であり、世界に向けて発信できるJapan Cultureです。男性も是非 文化を感じ取って欲しい、原田さんのメッセージをそう受け止めました。
原田さんはイヴェント等でも積極的に「日傘男子」を実践されています。これは丸の内の打ち水イヴェントの様子です。
さらに北海道の視察でも日傘をお持ちになり、まさに有言実行の「日傘大臣」です。熱中症から国民をまもるため、日傘という素晴らしい文化・慣習を牽引するリーダーとして、自ら日傘男子として精力的に発信をされる原田さん。日本を代表するトップ・パラソリストと呼ぶに相応しいご活躍ではなかったでしょうか。ご在任期間は一年たらずでしたが、男の日傘史においては非常に多くの功績を 残されたと思います。
写真引用 出典:原田義昭さんのfacebook 2019年8月5日「阿寒湖、北海道東部「国立公園群」への視察」
原田さんが提唱して実践された「男も日傘を!」 <Parasol for men!>をこれからも発展させていくことが、私、そして傘業界全体に課せられた使命です。ご後任の小泉さんにも ぜひ継承していただきたいと願っておりますので、もしお目通りがかなうなら、こう ご進言するつもりです。
「小泉大臣。 鎧をぬいで 日傘をどうぞ。心が 涼やかになりますよ」
文責(日本日傘男子協会 代表理事 宮武和広)
≪トップパラソリストの皆様のお写真に関しまして≫
可能な限り私(宮武和広)が撮影したものを使用するようにしておりますが、全てのお写真をご用意できるわけではございません。しかしまた、文章だけで お実際の日傘をさしておられる写真がないと、意味をなさないものでもあります。お写真の使用に関しましては、出典表記/著作権表記/元記事やコラムへのリンクとウェブサイトの紹介等 できる限りの配慮をしました上で、元記事をSNS上でシェアするスタイルで 一般的に許される範囲内でお写真紹介をさせて頂いております。どうぞご理解をお願い申し上げます。